ブログ

何もなくなる自分と反比例するように
デジャヴのように
1人の男がでてくる。
彼は逞しい身体に
赤褐色の法衣をまとっている。
右肩は肌がでていて
右手に杖を持っている。
人間のいない荒野のような場所で
山上にある岩で寝起きしている。
植物の葉から雫がおちる事ひとつに
生命を感じで
体内によろこびを感じでいる
生命力
裸足で山肌を歩いている。
杖をつく音
歩く音
見晴らし
空
岩肌
全ての瞬間に
よろこびと生命を感じている。
その熱さとよろこびはどこからやってくるのだろう?
鳥が飛んでいる。
旅する一行が遠く
下に見える
少し暖かい気持ちになる
少し笑う。
そんだけ。
日光が痛い
何で?
というくらい
強い力で進んでいる。
どこに向かっているのかは
分からない。
この生命力は何なんだろう??